『社会学史研究』目次

『社会学史研究』 第1号〜35号・総目次


                           10  11  12  13  14  15

16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30

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第35号(2013年6月25日)

特集 ポピュラー文化と社会学的思惟

 ・特集・解題

小谷  敏

 ・文化産業論再考
   ―ミメーシスと大衆欺瞞のはざまで―

出口 剛司

 ・鶴見俊輔の社会学的可能性
   ―プラグマティズム・アナキズム・大衆文化―

寺田 征也
 ・ブルデューとポピュラー文化の社会学 磯  直樹
投稿論文
 ・A・シュッツにおける時間論 鳥越 信吾
研究例会報告
 ・システム論的メディア研究の条件 高橋 顕也

 ・N・ルーマンにおける<意味>の揺らぎ

畠中茉莉子

 ・デュルケムの有機的連帯概念についての研究

杉谷 武信

 ・ハーバーマスにおける社会科学の論理

野村  優
 ・ニクラス・ルーマンのシュッツ論 梅村 麦生
編集後記 早川 洋行


第34号(2012年6月25日)

特集 他者論―連帯と排除と

 ・他者を感じるとき
   ―スミス、ジンメル、そして「騙し」について―

早川 洋行

 ・東日本大震災における分断と支援への一視点
   ―モース贈与論を手がかりにして―

林  大造

 ・例外化状態に抗する社会科学の構築にむけて

金菱  清
投稿論文
 ・啓蒙と暴力
    ―T・W・アドルノとM・ホルクハイマーの事例―
小林裕一郎

 ・ルーマンにおける象徴的に一般化されたメディア概念のモデル転換とその意義

高橋 顕也

会長就任あいさつ

 ・社会学史というフロント
    ―時代と競う―

三上 剛史
編集後記 森  元孝


第33号(2011年6月25日)

特集 社会学の新たなプロブレマティークのために―近代化・共同性・個人―

 ・<モダニティと社会学>再考

厚東 洋輔

 ・共同性の三次元―集団性・生命性・他者性

岡崎 宏樹

 ・<個人化>する社会の個人

三上 剛史
 ・「社会と個人」の根源にあるもの
   ―社会的なもの―
正村 俊之
 ・共同性論の新展開 小川 伸彦
 ・個人化・私化・心理化について 片桐 雅隆
投稿論文
 ・ブルデューの「階級」分析 磯  直樹

 ・パーソンズ社会理論の市民社会論への貢献
    ―「影響力」概念とその批判的継承についての検討―

兼子  諭
編集後記 富永 健一


第32号(2010年6月25日)

特集 コミュニタリアニズムの再検討―個人化に抗する社会学―

 ・リベラル=コミュニタリアン論争を超えて

今田 高俊

 ・トクヴィルにおける二つのアソシアシオン

菊谷 和宏

 ・コミュニティ再考
   ―パットナムの社会関係資本を素材として―

眞鍋 知子
投稿論文
 ・ハーバーマスにおける市民的公共圏と宗教
    ―「啓蒙の弁証法」から「世俗化の弁証法」へ―
箭内  任

 ・Z・バウマンの社会秩序観
    ―「よそ者」と「社会的距離」の視点から―

徳田  剛

 ・アルヴァックス集合的記憶論再考
    ―想起・忘却・保存―

横山寿世理

 ・清水幾太郎のプラグマティズムの二面性
    ―昭和研究会をめぐる動向から―

庄司 武士
特別寄稿
 ・新明正道編著『社会学辞典』の復刻版(二〇〇九年)を読む
    ―六十五年後における復刻版出版の意義―
富永 健一
編集後記 那須  壽


第31号(2009年6月25日)

特集 20世紀アメリカ社会学における「個人化する社会」

 ・ミードと個人主義再考

小谷  敏

 ・ゴッフマン理論における個人化

速水奈名子

 ・ネオ機能主義以後のアレクサンダー
   ―個人化する社会に抗して―

鈴木 健之
投稿論文
 ・感覚の記憶と<内部―外部>の境界
    ―M・アルヴァックス音楽論からの示唆と展開―
翁川 景子

 ・初期シカゴ学派人種関係論の諸相
    ―パークからジョンソン、フレイジャーへ―

鎌田 大資

 ・疎外と欺瞞
    ―アンリ・ルフェーヴルにみる弁証法的思考のモメント―

登内  敦

 ・象徴的統制論における行為と構造

鳶島 修治
編集後記 富永 健一


第30号(2008年6月25日)

特集 30号によせて

 ・『社会学史研究』30号の軌跡

大野 道邦

 ・社会学史と社会学理論

富永 健一

 ・社会学史学会との出会い

新  睦人
特集 近代と現代の対話―個人化論を通して―
 ・ジンメルの<社会化=個人化>の社会学 浜 日出夫
 ・デュルケームと個人主義 白鳥 義彦
 ・過程としての文明化と個人化
   ―ノルベルト・エリアスの<プロセス−フィギュレーション>理論―
荒川 敏彦
 ・第一の近代における個人化と再帰的近代における個人化
   ―ウルリヒ・ベックの立場から―
伊藤美登里
 ・ギデンズの視点から 宮本 孝二
投稿論文
 ・複数の社会学と「社会学」
    ―社会学の創設期における国際社会学協会の役割について―
中倉 智徳

 ・『再生産』以降のブルデュー
    ― 一九七〇年代における三つの基礎概念の形成―

磯  直樹

 ・ピエール・ブルデューにおける「歴史」の位置
    ―「ハビトゥスの二重の歴史性」という視座―

村井 重樹

 ・社会学とスポーツ
    ―ダンスを対象として浮上する「身体化」概念の意義―

松尾 信明
 ・新保守主義とアメリカ社会学
    ―D・ベル、P・L・バーガーの現代社会論に着目して―
清水 晋作
 ・「物語」理解と他者理解
    ―言葉からの分析―
今川 信継
編集後記 三上 剛史


第29号(2007年6月25日)

特集 バウマン社会理論の可能性を問う

 ・バウマンの社会理論
   ―ポストモダニティ・道徳性・デュルケム―

中島 道男

 ・バウマンとパーソンズ
   ―近代性をめぐって―

進藤 雄三

 ・バウマンとルーマンの≪モダニティ≫

馬場 靖雄
投稿論文
 ・ノルベルト・エリアスにおけるIndividuum概念
    ―個体と個人―
大原あゆみ

 ・社会システムとしての相互行為

多田 光宏

 ・E・W・バージェスと社会調査
    ―「科学」の意味に注目して―

西川 知亨

 ・デュルケームにおける「異質性」と「同質性」の問題
    ―「異文化共生」の視点から―

横井 敏秀
編集後記 浜 日出夫


第28号(2006年6月24日)

特集 リスク社会と知の社会学

 ・非知の社会学
   ―「危害の貧困化」を越えて―

小松 丈晃

 ・リスク・安全・高信頼性
   ―組織論からみたリスク社会論―

福島 真人

 ・トランスナショナリティの時代における政治と社会学
   ―ヴェーバー対ベック、または「国家」対「帝国」?―

中村 健吾
投稿論文
 ・ダニエル・ベル「資本主義の文化的矛盾」論と現代アメリカ社会
    ―パーソンズ社会学との比較を通して―
清水 晋作

 ・パーソンズの有機的連帯論
    ―デュルケミアンとしてのパーソンズ―

小林 孝雄

 ・デュルケームにおける「人間」把握
    ―成長・認識する個人―

清水 強志

 ・現代社会における秩序再建の鍵となる真実の非日常的体験
    ―集合的沸騰におけるスピリチュアルで自己超越的な擬似幻覚を通じた潜在力の具体化―

巻口勇一郎
 ・エートスとハビトゥス
    ―社会学的「習慣」概念への一視角―
村井 重樹
 ・ピエール・ブルデューにおけるコミュニケーションの不可能性の問題
    ―問題意識の再構成と正統性論の役割についての検討―
渡辺 彰規
編集後記 浜 日出夫


第27号(2005年6月26日)

特集 歴史社会学

 ・言説の歴史社会学・序説

赤川  学

 ・歴史社会学の転回と展望

田中 紀行

 ・因果の果ての物語
   ―歴史と社会学の可能性―

佐藤 俊樹
 ・歴史学の淵から 成田 龍一
 ・構築主義と歴史社会学 浜 日出夫
投稿論文
 ・W・E・B・デュボイスと人種的排除構造
    ―世界的文脈のなかで―
本田 量久

 ・「和解」概念のコミュニケーション論的意味とその限界
    ―ハーバーマスにおける「自律的公共圏」との関連で―

箭内  任

 ・カリスマとその<外部>
    ―ノルベルト・エリアスにおけるカリスマ論の展開―

大原あゆみ

 ・「同化」による自立と連帯
    ―ロバート・E・パークのみた世紀転換期アメリカ黒人―

菱山 宏輔
 ・社会学方法論者としてのアドルノ
    ―「批判」と「実証」の間で―
片上平二郎
編集後記 片桐 雅隆


第26号(2004年6月26日)

特集 構築主義の可能性をめぐって

 ・初期ドイツにおける「構成」問題
   ―G・ジンメルとM・ヴェーバーのばあい―

廳   茂

 ・社会問題研究におけるソーシャル・コンストラクショニズム

鮎川  潤

 ・自己物語と構築主義

浅野 智彦
投稿論文
 ・タルド社会学における模倣の諸類型 池田 祥英

 ・共苦の連帯
    ―ホルクハイマー批判理論再考―

紺野 茂樹

 ・マックス・ヴェーバーの宗教社会学における古典古代職人層の倫理的合理化

相澤  出

 ・マックス・ヴェーバーにおける<現世への態度>の諸類型としての禁欲と瞑想

荒川 敏彦
 ・河田嗣郎における「資本主義的精神」 三笘 利幸
 ・社会調査と人間生態学的方法
    ―初期シカゴ学派におけるE・F・フレイジアを中心に―
西川 知亨
編集後記 片桐 雅隆


第25号(2003年6月28日)

特集 社会的現実の多様性と経験的研究の軌跡

 ・「質的データ」論の位相
   ―社会調査史からみた社会学史研究の一側面―

佐藤 健二

 ・階級・階層研究の知識社会学的考察

高坂 健次

 ・地域社会の持続と再編
   ―地域高齢化と社会学的調査―

小川 全夫
 ・採集から構築へ
   ―差別問題の生活史聴き取り研究の変遷―
好井 裕明
投稿論文
 ・H・ブルーマーにおける「概念」の問題
    ―感受的概念をめぐって―
内田  健

 ・社会活動家としてのミードと第一次世界大戦
     ―戦争と平和をめぐる問いと「マインド」概念―

直井美生子

 ・新たなる「形式」社会学への転回

河野 憲一

 ・フライヤーにとっての民族革命とルカーチにとってのプロレタリアート革命

柚木 寛幸
編集後記 片桐 雅隆


第24号(2002年6月29日)

特集 20世紀社会学を総括する20世紀後期の社会学

 ・ハバーマス=ルーマン論争の学史的意味とモダニティ
   ―デュルケームと関わらせて―

三上 剛史

 ・ギデンスの社会学
    ―構造化、ハイ・モダニティ、第三の道―

宮本 孝二

 ・「ネオ・シカゴ学派」の都市社会学
   ―シカゴ学派とハーバード構造主義の交差―

松本  康
投稿論文
 ・進化論と社会学の起源 挾本 佳代

 ・「二次的構成論」と「多元的現実」
     ―A.シュッツの1943年と1953年のあいだ―(1)         

張江 洋直

 ・『啓蒙の弁証法』における理念の位置
    ―ホルクハイマーの啓蒙的歴史像―

保坂  稔

 ・ モンタージュとしての教会
     ―トレルチからルジャンドルへ― 

山口  宏
第2回学会奨励賞  
編集後記 前田 征三


第23号(2001年6月23日)

特集 20世紀社会学を総括する20世紀中期の社会学

 ・20世紀中期のドイツ社会学について
    −「社会学(者)の社会学」の視点から−

山本 鎭雄
 ・1920-50年代のフランス社会学ー冬の時代 荻野 昌弘

 ・亡命者の社会学
    −マージナリティと社会学的想像力−

澤井  敦

 ・機能主義
   −パーソンズとウェーバー−

高城 和義
 ・20世紀中期における日本の社会学 新  睦人
投稿論文

 ・ヴェーバーにおける「意味」と「諒解」
   −「理解社会学のカテゴリー」の問題構制−

松井 克浩

 ・日本における現象学と社会学の出会い
   −臼井二尚の初期社会学によせて−

圓岡 偉男

 ・ディスクルス倫理の射程と有効性
   −J・ハーバーマスにおける知識人の役割−

伊藤 賢一

 ・「文化論」再考
   −異文化論からのアプローチ−

岡村 圭子

 ・1950、60年代のアメリカ黒人問題と多元統治
   −R・ダールの民主主義理論への批判的考察−

本田 量久
編集後記 片桐 雅隆


第22号(2000年6月24日)

特集 二〇世紀の社会学を総括する確立期の社会学
 ・G・ジンメルと二〇世紀社会学 廳    茂
 ・デュルケームと二〇世紀社会学 大野 道邦

 ・ヴェーバーと二〇世紀社会学
    −文化人の「悲劇」史論−

嘉目 克彦

 ・「物語社会学」の原点
   −トマスとズナニエツキの『ポーランド農民』第三部を中心に−

宝月  誠
 ・高田保馬・戸田貞三・鈴木栄太郎と二〇世紀社会学 富永 健一
投稿論文
 ・マックス・ヴェーバーにおける「人種」概念の再検討 三笘 利幸

 ・デュルケム道徳形成過程における「形而上学」との交錯問題
   −デュルケム対フイエー「社会学なるもの」をめぐる拮抗−

太田 健児

 ・パーソンズ再考
   −主意主義・パターン変数・AGIL図式−

鈴木 健之
 ・ブルデューの「九五年一二月」以降の諸思想について 長谷川秀樹

 ・エスノメソドロジーをめぐる技法の変遷
   −現象学的方法から会話分析的技法へー

中村 和生
追悼文
 ・斎藤正二先生追悼記 鈴木 幸壽
 ・佐藤智雄先生を偲んで 田野崎昭夫
編集後記 前田 征三


第21号(1999年6月26日)

特集 近代性とパーソンズ
 ・パーソンズ収れん理論と近代の収れん 油井 清光
 ・パーソンズにおける「世俗化」の問題 進藤 雄三

 ・社会システムのモダニティ
    −パーソンズとルーマン

徳安  彰
投稿論文

 ・ジンメルとウエーバーにおける意味の問題
  −形式社会学の再評価

早川 洋行
 ・ジンメル男女論における二元論とその統一の問題 杉本  学
 ・公的領域を支えるもの−H・アレントにおける権力概念 伊藤 賢一
 ・トクヴィルにおける人間観の歴史的形成 菊谷 和宏

 ・構成主義的感情社会学の可能性
   −理論における生理学的構成のあり方を巡って

崎山 治男
 ・ミード時間論における「歴史」の問題 入江 正勝
 ・マルセル・モースにおける「全体性」の間身体的態様 林  大造
編集後記 西原 和久


第20号(1998年7月5日)

記念特集 21世紀社会学の課題
 ・二一世紀社会学の課題 富田富士雄
 ・社会学における発見的原理 佐藤 智雄
 ・社会学はいづこへ  鈴木 幸壽
 ・総合科学としての社会学の発展  田野崎昭夫
 ・「連続性」をどうとらえるか 秋元 律郎
 ・社会学理論におけるミクロ社会学の位 置 富永 健一
 ・複雑系としての社会システム  新  睦人
特集 意味・解釈の社会学
 ・シンボリック相互行為論をめぐる二つの論争 片桐 雅隆
 ・EMはどのように社会学か 皆川満寿美
 ・シンボリック相互作用論とG・H・ミード 伊藤  勇
投稿論文
 ・安息日・選ばれし民の掟 出口 剛司
 ・P・ブリュデューにおける運命愛と運命憎悪 近藤 理恵
 ・伝統的権威の変貌 保坂  稔
 ・社会的行動主義の構成とその問題 鈴木 無二
 ・ネットワーク分析からみる「結節機関」の論理 眞鍋 知子
追悼文
 ・故 馬場明男先生のこと 沼  義昭
 ・阿閉吉男先生を偲んで 大鐘  武
編集後記 前田 征三


第19号(1997年6月25日)

特集 現象学的社会学の今日的意味ーシュッツを中心に
 ・後期シュッツと現象学的社会学の可能性 西原 和久
 ・シュッツ科学論の今日的意味 山田 富秋
 ・A・シュッツと現象学 佐藤 嘉一
投稿論文
 ・マックス・ウェーバーの二重の方法論的合理性 矢野 善郎
 ・A・シュッツの社会的関係論における三者関係の問題について 中村 文哉
 ・アラン・トゥレーヌの地域主義運動研究 長谷川秀樹
編集後記  船津  衛


第18号(1996年7月5日)

特集 ジンメル・デュルケムと現代
 ・幸福の社会学 浜口 晴彦
 ・G・ジンメルとM・ウェーバー 居安  正
 ・もひとつの秩序問題 浜 日出夫
 ・相互行為秩序はいかにして可能か? 椎野 信雄
 ・デュルケムの「中間集団」とジンメルの「大都市」 小川 伸彦
投稿論文
 ・見いだされぬ<都市>  菅  康弘
 ・目的合理性の時代・価値相克の時代 鈴木 宗徳
 ・行為の弁証法 小川 英司
編集後記  西原 和久


第17号(1995年6月25日)

特集 モダンとポストモダンの社会学
 ・ポストモダンへの疑問  富永 健一
 ・近代の自己認識としての社会学 正村 俊之
 ・相対主義とリフレクシビティ 澤井  敦
 ・<保守主義>と近代 中島 道男
投稿論文
 ・日本におけるN・ルーマンの理論の受容の起源について 圓岡 偉男
 ・H・ブルーマー流行理論の特質と現代的意義 仲川 秀樹
編集後記  船津  衛


第16号(1994年6月25日)

特集 ドイツ社会学の現状
 ・ルーマンとポスト近代 三上 剛司
 ・自己言及性の二つの位相 田中 耕一
 ・システム理論と「抵抗」の戦略 馬場 靖雄
投稿論文
 ・フレイザーとウェーバー 勝又 正直
 ・マックス・ウェーバーにおける普遍性史概念 犬飼 裕一
 ・生命・生成論的社会構成の可能性 入江 良英
 ・G・H・ミードの「社会過程」概念と「現在」 藤川  賢
編集後記 下田 直春


第15号(1993年6月25日)

特 集 日本社会学における戦前と戦後の接点
 ・学問運動としての社会学の生成と生成の制度化 川合 隆男
 ・戦後における日本社会学と展開とその問題 秋元 律郎
 ・戦後日本社会学の発展とその問題 富永 健一
投稿論文
 ・戦後日本におけるプラグマティズムの受容過程

河村  望

石毛 聖子

 ・文化社会学における「普遍性」と「一般 性」の差異 井腰 圭介
 ・K・マンハイムのイデオロギー論 伊藤美登里
 ・科学社会学における内部構造論の論理構成 松本三和夫
編集後記 下田 直春


第14号(1992年6月20日)

特集 フランス社会学の現状と展望
 ・フランス社会学ー八〇年代の軌跡 壽里  茂
 ・ブールドン社会学の基底 田中 秀隆
 ・ブリュデューと現代フランス社会学 萩野 昌弘
投稿論文
 ・デュルケムの<制度>理論 中島 道男
 ・権力のパラドックス 大黒 正伸
 ・もう一つの”理想型”(下) 茨木 竹二
追悼文
 ・芥川集一先生を憶う 沼  義昭
 ・早川浩一先生を偲ぶ  鷹取  昭
編集後記 下田 直春


第13号(1991年6月20日)

特集 アメリカ社会学史上における現象学的社会学の位 置づけ
 ・現実実感の変更としての現象学的社会学とその社会学的背景 片桐 雅隆
 ・A・シュッツとアメリカ社会学との出会い 那須  壽
 ・ミードとゴフマン 佐藤  毅
投稿論文
 ・E・デュルケムの家族生活史的研究 夏刈 康男
 ・ジンメルの象徴世界 佐藤  宏
 ・もう一つの”理想型”(上) 茨木 竹二
追悼文
 ・臼井二尚先生を偲んで 新  陸人
編集後記 下田 直春


第12号(1990年6月15日)

特集 社会学史上におけるパーソンズ
 ・パーソンズの政治的スタンス 高城 和義
 ・パーソンズの理論とポスト・パーソンズの諸理論 佐藤 成基
 ・パーソンズの権力論の意義と課題 大黒 正伸
投稿論文
 ・社会学思想の概念 横山 寧夫
 ・ブタペスト知識人サークルのなかのK・マンハイム 秋元 律郎
 ・知識の社会性と批判的解釈 直江 清隆
 ・イブン・ハルドゥーンと社会学史の若干の諸問題 石丸 純一
 ・G・H・ミードの社会性概念 近藤 敏夫
<書評>
 ・『ジョージ・ハーバート・ミード』 小川 英司
追悼文
 ・青木厚先生を偲ぶ 横山 寧夫
編集後記 河村  望


第11号(1989年6月20日)

特集 シカゴ学派再考
 ・シカゴ学派のモノグラフ解釈 宝月  誠
 ・シカゴ・ソシオロジー再考のために 吉原 直樹
 ・認知的合理性と総合合理性 大塚  起
投稿論文
 ・中国社会学の発展と限界 木下 英司
 ・加藤弘之の「人権新説」と進化論の受容 梶谷 素久
 ・「人種関係周期」モデルの再生をめざして 植村 貴裕
<書評>
 ・『社会学者の肖像』 佐々木交賢
編集後記 河村  望


第10号(1988年6月20日)

特集 ウェーバー・マルクス研究の現状
 ・マルクス研究と市民社会論 清野 正義
 ・「再構成」の陥穽 嘉目 克彦
投稿論文
 ・初期マンハイムの遺稿 澤井  敦
 ・ジンメルにおける貨幣の問題 早川 洋行
 ・現象学的社会学の諸前提 小川 英司
 ・「歴史主義」の学史方法論 横井 敏秀
 ・「社会学研究」の周辺 秋元 律郎
編集後記 河村  望


第 9号(1987年6月30日)

特集 世紀の転換期における社会学
 ・世紀の転換期におけるジンメル社会学 大鐘  武
 ・世紀の転換期におけるアメリカ社会学 矢澤修次郎
投稿論文
 ・ポーランド社会学の展望とその諸相 石塚 省二
 ・社会進化論における「力」の概念の変容 松岡 雅裕
 ・ジンメルと役割理論 野村 一夫
 ・M・ウェーバーの「音楽社会学」をめぐって 勝又 正直
追悼文
 ・大道安次郎博士の逝去 馬場 明夫
編集後記 横山 寧夫


第 8号(1986年6月20日)

特集 日本社会学の伝統と系譜
 ・新明社会学における<行為関連の立場> 新  睦人
 ・有賀社会学の系譜と現状 米地  実
 ・高田社会学における国家と社会 河村  望
 ・早瀬利雄と経験的研究 吉原 直樹
投稿論文
 ・社会学学史研究と社会学史観 儘田  徹
書評
 ・『現代アメリカ社会学史研究』 高坂 健次
編集後記 横山 寧夫


第 7号(1985年6月20日)

特集 新明正道先生追悼号
 ・「新明社会学」の起点 田野崎昭夫
 ・新明先生と私 吉田  裕
 ・新明社会学の足跡 大道安次郎
 ・社会学史家としての新明正道博士 馬場 明男
 ・懐旧 蔵内 数太
投稿論文
 ・同想のW・E・Bデュボイス 家坂 和之
 ・戦後日本社会学の出発点 河村  望
追悼文
 ・故新明正道先生への弔辞 斎藤 正二
編集後記 横山 寧夫


第 6号(1984年3月25日)

特集 1920年代の社会学
 ・日本社会学の動向 浜口 晴彦
 ・アメリカ社会学の動向 藤田 弘夫
 ・ドイツ社会学の動向 茨木 竹二
投稿論文
 ・認識批判と統一科学 森  元孝
 ・フェノロサにおける社会学と美術史 森  東吾
 ・ジンメルと「ドイツ社会学会」 大鐘  武
追悼文
 ・早瀬利雄教授を悼む 斎藤 正二
 ・早瀬教授への弔詩 新明 正道
編集後記 横山 寧夫


第 5号(1983年3月25日)

投稿論文
 ・デュルケム学派について 小関藤一郎
 ・デュルケムの道徳的個人主義思想 草刈 康男
 ・デュルケムの家族論 梅沢  精
 ・ミードとロマン主義再考 小谷  敏
 ・黎明期の中国社会学 田辺 義明
 ・ドイツ社会学における実証主義と理念主義 富永 健一
編集後記 横山 寧夫


第 4号(1982年3月25日)

投稿論文
 ・一般化的研究と歴史的研究 高坂 健次
 ・サン・シモン産業社会論における社会学的視座 宮島  喬
 ・シュッツにおける”意味解釈”論の構成 下田 直春
 ・ジンメルの「闘争理論」再考 神原 文子
 ・有賀社会学と法制史学 平野 敏政
 ・西独社会学史の再検討 山本 鎮雄
書評
 ・『ジンメルとウェーバー』 鈴木 幸壽
編集後記 横山 寧夫


第 3号(1981年3月25日)

特集 社会学史における1930年代の再検討
 ・一九三〇年代ドイツ社会学 秋元 律郎
 ・日本ファシズムと社会学 河村  望
投稿論文
 ・イギリス社会学創始とJ・S・ミル 深田  弘
書評
 ・『社会理論の構成』 石井 秀夫
紹介
 ・『Deutsche Soziologie seit1945』 横山 寧夫
編集後記 斎藤 正二


第 2号(1962年9月1日)

投稿論文
 ・W・G・サムナー解釈の問題 柳下  勇
 ・日本社会学史研究の脈絡 青井  厚
 ・W・H・リクールの「市民社会」論 鈴木 幸寿
 ・創立一年半の回顧と展望 横山 寧夫
記事および雑報


第 1号(1961年5月1日)

投稿論文
 ・日本社会学史学会の出発にあたって 新明 正道
 ・アメリカにおける社会学史研究  馬場 明男
 ・「一八八三年」社会学初期 早瀬 利雄
 ・「温故知新」 大道安次郎
 ・明治年間における社会学文献 斎藤 正二
記事および雑報